好きな歌を聴きながら

映画、パフォーマンスが好き。大学生が気の向くままに思ったことを書いていきます。

一緒にいると似てくること

仲のいい友人の口癖は似てくるといいますよね。

最近それと似た経験をしたので、そんな感じの思ったことを書いてみようと思います。

 

半年ほど前から彼女の表情の作り方が自分に似てきたのです。

僕はよく笑ってばかりいたので、表情豊かに話せる人にずっと前から憧れていました。

そこで1年前からいろんな表情を意識的にしてみようと思い、感情に合わせて口を尖らせたり、目を細めたり等をやっていました。するとそれらが自然と自分のものになってきました。つまり無意識のうちに顔を作るようになったのです。

 

そこで、練習していたものの一つが『困った顔』なのですが、よく分からず眉を大きく動かし、全体としてくしゃくしゃにになる感じにしていました。

これをいつの間にか彼女が覚えてしまったらしく、向こうの家族にも変な顔するようになったねと言われたようです。

 

こんな話をしてから考えたことがあります。親と子供の顔が似てくるというのはこういう風に表情が似るから、使う筋肉も自然と同じになってくるからなんて理由もあるんじゃないかなぁということです。

 

しかしこういうものは、この人のかっこいい所を僕も真似してみたい、と意識的にするのではなくて、無意識のうちに自分の中に入ってきてしまうので、少し怖いなと思ってしまいます。

 

自分の関わっている友人やグループなどもよく選ばないと、その人たちのしゃべり方や考え方、お金の使い方や生活習慣などが似てくるので友人は選ぶように、とよく言われているものが今回経験として理解できたので少し嬉しいです。

 

先ほども書きましたが、無意識のうちに変わってしまうのは怖いと思います。例えばそれが価値観だったりしたらなおさらです。

 

突飛な考え方とか、ちょっと不思議な思考回路にはどどんな人だろう、と気になってしまいます。

けれどそれが自分の中に取り込みたいものかどうか意識しながら聞かないと、それを取り込んでしまったことで、今までの自分の大切なものがどこか空っぽになってしまうような、少し気味の悪い変化が起こってしまうように思います。

 

新しい価値基準を得たり、周りの環境に合わせて変化することはとても素晴らしいことだと思います。そういう風に自分が変わっていく、っていうことをちゃんと納得して眺めていけたら、それは一番いい生き方なんじゃないかなぁと思います。

更にその先の方向性もちゃんと見据えられたらいいですね。

きっと、自分をいろいろ変化させて、ある程度余裕が出てからじゃないと分からないことだとも思いますが・・・

 

もう二十歳過ぎてしまったのでちゃんと理想の自分の像くらいしっかりさせたいです。

 

今回は以上です。

またね!